尿膜管遺残症① プロローグ
2021年8月中旬。
突如訪れたお腹の痛み。
まさかこんなに長いこと苦しめられるとは…
尿膜管遺残症(臍膿瘍)の発症から診断、
摘出手術までを時系列で振り返って、記していきます。
ところで、尿膜管遺残症とは。
尿膜管とは、お臍と膀胱を繋ぐ管のことで、
胎児期(お母さんのお腹の中にいる時)に、自分ではまだ排泄できない赤ちゃんが、臍の緒を通じて、お母さんの体の中に排泄するための管らしい。
普通は、生まれたら自然に閉じて退化していくところが、稀にその管が開いたまま残ってしまう人もいるらしい。
その確率は100人に2人。
約2%らしい。
そこに細菌が入り込んで、炎症を起こすと、
今回のわたしみたいな症状がでてくるそう。
一度治っても、再発する可能性も高く、
また、下手をすると、そこが癌化する恐れもあるから、摘出手術するのが、1番良い根本治療らしい。
あの、フィギュアスケートで有名な、
羽生結弦選手も、尿膜管遺残症を発症し、数年前手術をしているみたいです。
あとで思うけど、
本当にあの状態で4回転ジャンプとかをするのはすごすぎる。
今回おなじ病気になってさらに尊敬した。
それくらい辛い症状でした。
つづく。